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絶えざる御助けの聖母
絶えざる御助けの聖母 信徒会館入り口に掲げられている聖母の肖像画は、当教会の守護聖人である 「絶えざる御助けの聖母」の絵です。
また、当教会の指導に当たっている レデンプトール修道会が崇敬している絵でもあります。

「絶えざる御助けの聖母」の原画は板の上に描かれたビザンチン式の絵で非常に古いものであり、クレタ島で奇跡の絵として長い間崇敬を受けていました。
ところが、島の商人がこれを盗み出しローマ人に譲りました。
このローマ人に聖母は「絶えざる御助けの聖母」との御名でたびたび出現し、ローマで崇敬を受けたいと望まれました。
その結果、1499年アウグスチノ修道会付の聖マタイ聖堂に無事安置されるにいたりました。

その後300年間、聖画は多くの人に親しまれ崇敬を受けていましたが、1795年ナポレオン軍がローマに進駐し修道院も廃墟と化しました。
幸い聖画は聖堂を守っていたアウグスチノ会の修道者たちに救い出され、彼らはこれを会のある小聖堂に運び保管しましたが、このことは一般に知られていませんでした。

1863年、聖マタイ聖堂の跡地にレデンプトール会の創立者聖アルフォンソに捧げられた聖堂が建てられました。
ある日一人の神父がここでは「絶えざる御助けの聖母」の聖画が掲げられ、人々に崇敬されていたと記された古文書を見つけ、早速この聖画の行方と安否が気遣われ、ポステルラのサンタマリアにあるアウグスチノ会の聖堂に安置されている事が分かりました。
いろいろな事情や伝統を考慮して、時の教皇ピオ九世はこの聖画を聖アルフォンソ教会に安置することを命じました。
その後、この聖画のもとで祈り、聖母に取次ぎを願う多くの人々に、神は奇跡という恵みを賜っています。

ピオ九世教皇は、レデンプトール修道会にこの聖画を通じて、聖母マリアへの信心を全世界に広めるように委託されました。
それ以来、レデンプトール修道会員たちは、どこへ行っても、この絵を自分たちの修道院や教会に掲げています。
それ故、当吹田教会にも保護の聖人として、この聖画が掲げられています。

「絶えざる御助けの聖母」の絵の内容に関する詳しい説明はこちらから
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